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2013/03/24

ストックシェルターでビバーク練習

日時 平成25年3月22日
場所 金剛山(大阪・奈良)
天候 曇り→雨

日帰りハイキングの荷物でも邪魔にならないツェルトかシェルターを探していた所、ヘリテイジからストックシェルターという商品が紹介されていた。

調べてみると、トレランの人の御用達のアイテムらしく、最小限のスペースなだけあって軽くて小さい。

テント代わりとして常用するつもりはないので、これなら邪魔にならないだろうと思って購入してみた。

CIMG2371.jpg
重量はペグ2本込みで270g

大きさは、確かに小さいが袋が小さすぎて一度出すと入れるのが大変で、ペグを一緒の袋に戻す事は断念した。

CIMG2419.jpg
金剛山でテスト設営。
新品だからグラウンドシートを敷いたのだが、この後痛い目に合う。

それと、色々調整したがどうしてもピンと張る事が出来なかった。

CIMG2420.jpg
寝るスペースは狭いが、両脇に物を置くスペースは意外に多い。
今回はビバークの練習と、日帰りで必要な荷物の取捨選択が目的だ。

ギブアップした時の逃げ道として、シュラフも持参したがこの日は使用しなかった。

ビバークも想定していたので、ザックの上に寝たのは良いが、ザックの厚みのせいで座る事が出来なくなった。俺の身長は174cm、ザック無しだと何とか座れたが、ザックがあると頭と肩が天井に接触してしまう。

CIMG2425.jpg
シュラフカバーに包まって寝ようとするが眠れず。
あまり寒くは無く、これなら楽勝だろうとタカを括る。

DSC_2275.jpg
19時頃から雨が降り始めた。前日までの予報では、確か今日まで晴れで明日に崩れるはずだったのに・・・

でも当日の出発前に予報を見なかった自分が悪いのだと思い、ビバーク練習は続行する事に。雨が降って来た事でかえってビバークらしくなった。

DSC_2281_20130324015110.jpg
19:50縫製部分から雨が漏れ出して来た。
防水ではなくシーム処理もされていない事は、ヘリテイジのHPで確認して購入したので、特に驚きもガッカリもしなかった。

CIMG2429.jpg
20:00 気温5℃
ここは金剛山の山頂なので携帯の電波は入る。
天気予報を確認すると、雨は0時頃には止むようだ。

DSC_2284_20130324015113.jpg
換気をしたいがベンチレーターが無いので、入り口を開けるとモロに雨が入る。仕方が無いのでタオルを置いて少しだけファスナーを開けておく。

DSC_2289.jpg
21:00 シェルター内はどこもしっとり濡れている。
ストックからも雨が伝って、滴が落ちて来た。

CIMG2445.jpg
22:00 気温2℃
風が出てきたせいか、寒くなって来た。
ずっと濃いガスに覆われていたが、この時間だけガスが切れる。

CIMG2443.jpg
グラウンドシートなんざ敷いたものだから、フロア部分に水溜りが出来てしまった・・・

DSC_2295.jpg
ガスが切れたお陰で鮮やかな街明かりが見えた。
写真を撮りまくったあと、金剛山ライブカメラに向かって両手を振ってみたら・・・

screenshot_2013-03-22_2218.png
俺の事言ってるぽい(笑)

しかし楽しかったのはこの時ぐらいまでで、雨はまだ暫く降り続き、ついにシュラフカバーまでが濡れてしまって靴下がぐしょ濡れになった。不快さと狭さと寒さのため我慢するのが大変で、ヘッドランプを点けて千早本道から下りて帰りたい気持ちを無理やり抑えて耐えた。夜に行動せず風を避けて我慢をするのも訓練のうちと、自分に言い聞かせ続けた。

CIMG2448.jpg
23:40 足が生地に接触しない様にレスキューシートを掛けたが時すでに遅し。もっと早く出しておけば足の濡れは防げたかもしれない。

だがこれのお陰で少し暖かくはなった。

CIMG2451.jpg
AM5:15 気温1℃
この時期の日の出時刻は5:45とスマホで確認したので、そろそろパッキングをする。

CIMG2453.jpg
捺印所横の自販機で朝食のカップラーメンを買って食べ終わった頃、空が明るくなり始めた。
しかもこの時間に、続々と年配の人達が登ってくるではないか。
ガスも暗闇も何のその、頼もしい人たちだ

CIMG2461.jpg
帰りは千早本道から下りる。前回来た時は気付かなかったが、階段の段差が低くなって、随分歩きやすくなってやしないか?
それでも下りているうちに膝が笑いだし、ゆっくりと下りていたら、山頂にいたはずの年配の登山者達が、みんな走って下りて行った・・・すごい体力と脚力、羨ましくなった。

DSC_2273.jpg
今回持参した日帰りの装備一式。

まず、ストックシェルターは、風除けとしては申し分ない気がした。
但しヘリテイジの説明にもある様に雨には弱い。その構造から生地をピンと張る事が出来ず、濡れると一気に弛んでしまい、頭と足は濡れた生地に常時接触する。ビバークは天候を選べないので、レインウェアのフードを被って、つま先はビニール袋を被せる等の防水対策は必要だろう。

それとビバークアイテムの一つとして、キャンドルランタンを買ったのだが、テストはできなかった。
雨のせいで換気があまりできなくて、酸欠が心配になったからだ。

とりあえず、細かい点でまだ装備の再考が必要なようだ。


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No title

大変そうですね。でも実際行うことになるかもしれない事象なので
覚悟して実際練習しておいた方が良いのかなとも感じます。
しっかし寒そう・・・テントで冬場をしのぐのはそう簡単にはいかなそうです・・・

ikajyuさん

コメントありがとうございます。
この日は雨が降ってからは濡れたせいもあって、気温の
割に寒い思いをしました。

でもいい練習になったので、天気予報と相談しながら
近場の山に持ち込みたいと思いました。

ポールがストックで代用できる手軽さはありがたいです^^

No title

結露や雨漏りなど,興味深いレポートでした。特に,気温が呈示されており,参考になります。

出入り口は,風がなければ,傘を置いておくと良いかもしれません。また,シェルターの構造上,テンションを掛けて設営するのは,無理だと思います。ロープを使わないので,設営は簡単ですが,このような問題があるようですね。

「フロア部分に水溜まりが出来てしまった」とありますが,これは,グラウンドシート上の雨水が,シェルターのフロアとの間に流れ込み,結果として,シェルターのフロア生地に染み込み,あるいは,縫製部分から染み込み,シェルターのフロア(内部)に水溜まりが出来たと云うことでしょうか。それとも,単にグラウンドシート上に水溜まりが出来たと云うことでしょうか。いずれにしても,グラウンドシートは,全て,シェルターのフロアに隠れるように折り畳むべきでしょう。

シーリングは,しっかりしておかないと簡単に雨漏りをするようですね。タープと違って,密室性がある,狭いシェルターなので,雨漏りは致命的です。生地は,ファイントラックのものと同じようなので,シーリングをすれば,その透湿性から快適性が増すような気がします。

「ヘリテイジ」。初めて知りました。

Re: No title

コメントとアドバイス有難うございます。

フロアの水溜りの件ですが、シェルター内部のフロアと
グラウンドシートの両方に、水溜りがありました。

シェルターの中にザックと小さく切った銀シートを敷いていて、
銀シートをめくった時シェルターのフロアの水溜りに気付いて、
外に出てシェルターを少し持ち上げると、グラウンドシートの
上にもいくつか水溜りがありました。

グラウンドシートに溜まった雨水が、シェルターの縫製部分と
生地からも浸透したと思います。

ザックと銀シートのおかげで、背中と腰は濡れずに済みました。

戴いたアドバイス、有り難く実践させていただきます^^
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Author:初心者ハイカー
近畿の里山をのんびり一人歩き。
夏山よりは冬山の方に興味があります。

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