--/--/--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
pagetop

2014/01/18

奈良県 山上ヶ岳(途中下山)

平成26年1月17日
天候 曇り/雪
AM3:00自宅を出発
AM5:40頃 母公堂駐車場に到着

s-DSC00661.jpg
道路はアイスバーンだった。
チェーンは持っていたが、着けずに最徐行で運転。

s-DSC00667.jpg
駐車場で休憩し、空が明るくなり始めたので準備をして出発。
ところが、20分ぐらい歩いた所で忘れ物に気づき、一旦駐車場まで戻った為、出だしから結構な時間をロスしてしまった。

s-DSC00671.jpg
清浄大橋のそばにも駐車場があった。こっちのほうが雪が多く積もっているが、登山口には近い。

母公堂から清浄大橋に向かって歩いている時、3台の車に追い越されたが、その内1台がこちらに向かって引き返してきた。そして話しかけられた。

誰か「どちらまで登る予定ですか?洞辻茶屋あたりまで?」
 「山上ヶ岳まで行こうと思ってます」
誰か「本堂までですか、上は雪がかなり多いので気を付けて下さい」
誰か「70歳ぐらいの登山者が遭難して昨日から捜索しています」
 「え、本当っすか」
誰か「今日もヘリが上を飛ぶかも知れません」
誰か「登山届けは出されましたか?」
 「はい出しました(嘘)」
誰か「そうですか、では後で回収しておきます」
 「はいどうも」

という会話を交わした。登山届けは出していないが、職場の同僚に行き先と予定のルートを書いたメモを渡して、もし無断欠勤したら警察に連絡をして欲しいと頼んであった。
しかしどうにも不安になってしまい、清浄大橋で登山届けを書いて出しておいた。

s-DSC00673.jpg
清浄大橋。ここを渡り真っ直ぐ行くと女人結界がある。

s-DSC00674.jpg
8:05 女人結界
ここをくぐって登って行く。

s-DSC00678.jpg

s-DSC00680.jpg

s-DSC00681.jpg
暫くの間は林の中を進んで行く。
雪は大勢の踏み跡がついていて、地図が要らない程だった。
後で分かった事だが、救助隊が遭難者捜索のために入山して付いた足跡だった。

s-DSC00682.jpg
大天井ヶ岳(多分)。
空はどんより曇っていて上の方はガスっている。
勿論目指す山上ヶ岳も同様だ。

s-DSC00683.jpg
小さな滝が凍っていた。

s-DSC00685.jpg
8:58 一本松茶屋

s-DSC00691.jpg
中はこんな感じ。
ザックを下ろして少し休憩する。
ここで一人の登山者と、麓で聞いた遭難者の話を少しだけした。

s-DSC00692.jpg
今回の行動食。アーモンドとドライフルーツ。
チョコレートは非常食で、何事も無ければ山で食べる事はない。家に無事帰ったときにおやつになる。

s-DSC00693.jpg

s-DSC00698.jpg
一本松茶屋を過ぎると随分雪が増えてきた。
粉雪も舞い始める。

s-DSC00695.jpg

s-DSC00704.jpg
大小いろんなつららがあって、頻繁に立ち止まっては写真を撮る。

s-DSC00706.jpg
10:00 お助け水
しかし雪で埋まっている様子だった。

s-DSC00708.jpg

s-DSC00709.jpg

s-DSC00711.jpg
どんどん雪は深さを増して行く。

s-DSC00715.jpg
見通しも利かない。
一本松茶屋で会った人以外は誰とも会わず、静かな登山が続く。

s-DSC00719.jpg
10:23 二少年遭難碑
地蔵らしい物があるが、ほとんど雪で埋まっている。

s-DSC00726.jpg
10:42 洞辻茶屋

s-DSC00728.jpg
お不動さんがあった。

s-DSC00730.jpg
茶屋の中。一本松茶屋と違い、店がある様だ。

s-DSC00731.jpg
雪づたいに屋根にも上れる(上ってはないが)

s-DSC00733.jpg
反対側に出た所にもお不動さんがいた。

s-DSC00736.jpg
迫力の光景が広がる。

s-DSC00737.jpg
「この付近 ドコモ aU 携帯入ります」と書かれている。

s-DSC00743.jpg
洞辻茶屋を出ていくらも経っていないのに、また建物が見えてきた。

s-DSC00747.jpg
11:13 だらにすけ茶屋

s-DSC00748.jpg
中の様子。そういえば事前にネットで情報収集していた時、この光景を他人のブログで見た事があった。実際に目の当たりにして驚愕した。

s-DSC00755.jpg
だらにすけ茶屋を出ると方角が分かりづらくなり、GPSを確認したり踏み跡を辿った。しかし救助隊は捜索のために来ているので、一方向だけに踏み跡が伸びている訳ではない。山頂付近とあってか踏み跡は幾つかに分かれていた。何とか看板を見つけて進んだが、俺はどうやら上り難い方のルートに行ってしまった様だ。

s-DSC00758.jpg

s-DSC00759.jpg

s-DSC00760.jpg
凄く急な階段があった。手すりの向こうは崖になっているし、手すりは一部がへし折れていたりで、滑らないように慎重に上っていった。

しかもこの頃から吐き気を催し始めていた。一本松茶屋での休憩以降、水分も行動食も口にしていなかったので疲れたのかと思い、階段を上って足場が安定した場所でザックを下ろし、行動食を水で流し込んだ。ついでにインナーダウンを追加で着込む。

吐き気は一向に治まらず、しかも目の前にはさらに階段がある。あれを上ればもうすぐ山頂だろうと思ったが上る気力が出ない。ふと右の斜面を見下ろすと、はっきりと踏み跡が斜面を横切っているのが見えたので、あっちが本来のルートなのだろうと思い、斜面を降りて合流した。

そこから僅かに進んだが、相変わらず吐き気は治まらない。上った後下りて来られるかを考える様になり、まだ動ける今の内に下りるべきだと判断し、すごく悔しかったが回れ右をした。

s-DSC00761.jpg

s-DSC00767.jpg
下山開始直前に撮った最後の写真。これ以降は写真を撮る余裕は無くなった。

下山では茶屋ごとに休憩をしたが、途中でとうとう行動食を吐き戻した。さっぱり原因が分からないままとにかく車で休みたいと思った。その後も下山中2回ほど吐き(といってもほとんど何も出ず)やっとの事で清浄大橋に辿り着いた。登山口近くまで下りて来た頃、空に晴れ間が見えヘリの音が響いていた。駐車場横の自販機のそばで10数分ぐらい座り込み、何とか歩けそうになり母公堂に向かって歩いていると、前方から来たパトロールの軽トラにまた呼び止められた。朝とは違う人だった。

どこまで行ったか聞かれたので山上ヶ岳手前で体調が悪くなって引き返したと答えると、遭難者の捜索をしていると言う。朝聞きましたと答えた。何か気になった事などありませんでしたかと聞かれたので引き返す手前に一人分の様な足跡はあったと答えると、体調が悪い所申し訳ないが捜索本部に来て話を聞かせて欲しいと言われ、洞川駐在所で話をして母公堂まで送ってもらい、帰路についた。途中、道の駅や食堂の駐車場でシートを倒し、休憩をとりながら午後6時頃に無事帰宅。

登山中の水分、栄養補給のタイミング、それとレイヤリングも悪かったのだろうか。この山にはまた行きたいが、休憩所ごとに体調の確認と水分、行動食の摂取を心がけようと思った。色々反省点の残る結果となった。

s-山上ヶ岳26年1月17日
GPSログ。9割ぐらい上っているし、地図を見る限り山頂付近は傾斜が緩い様なので、踵を返す時は後ろ髪を引かれる思いでかなり葛藤があったが、いつか再チャレンジをしたい。


スポンサーサイト
pagetop

コメントの投稿

非公開コメント

遭難者の娘です

ご迷惑をおかけしました。気分の悪いなか警察署まで行っていただいたなんて、本当に申し訳ないです。父のせいで、たくさんの人に迷惑をかけている事を改めて知りました。今後も届けの提出をしていただき、安全で楽しい登山をしてください。本当にすいませんでした。

Re: 遭難者の娘です

返事が遅くなり申し訳ありません。
私個人としては迷惑なんてとんでもないです。
私も単独登山をするので他人事ではないと思い、
小さな情報でも伝えて帰るべきと思いました。
登山届けの件、改めて肝に銘じます。有難うございました。
pagetop
プロフィール

初心者ハイカー

Author:初心者ハイカー
近畿の里山をのんびり一人歩き。
夏山よりは冬山の方に興味があります。

天気予報

-天気予報コム- -FC2-
カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
オンラインカウンター
現在の閲覧者数:
最新トラックバック
アクセスカウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。